飛行機 最後 尾
- Rolf Reeves
- Sep 22, 2023
- 5 min read
最後列を選ばない理由
飛行機を見たことがある人は思い出してください。飛行機の後ろには縦の大きな羽(垂直尾翼)と、横の小さな羽がついています。あれは飛行機を平行に保つための羽で、あれで飛行機は安定を保っているそうです。 飛行機がちょっとでも傾くと縦横の羽が動いて飛行機が平行になるように頑張ります。このときの振動でガタガタ飛行機が揺れます。 車酔いなど激しい人は、飛行機の後方に乗るとこの振動でよってしまいますので注意しましょう。ゆれを気にしない人はまあここでもいいでしょう。

最後列シートを選ばない理由② 最後列シートを選ばない理由は、うるさいからです。エンジン音や風のゴーゴーなる音、団体旅行の人たちなどなど最悪です。 ゆれも騒音も気にならない人はここでも問題ないです。
なぜ後ろはうるさい? 通常の大型旅客機には、エンジンが3つついています。二つは主翼下(羽の下)の大きなやつで3つ目が一番後ろのおしりのところです。一番後ろのは小型のエンジンでAPUという補助動力装置です。「もやもや」熱気を出しているのはこれです。 よく、このおしりのエンジンで飛行機は飛ぶのだと思っている人もいますが、飛行機は主翼下の二つのでかいエンジンで飛んでます。おしりの小型エンジンは、空調や、気圧機内の電気などの発電に使われるそうです。飛行中は主翼下の二つのでかいエンジンで電気や、エアコンなどもまかなわれているのですが、着陸時にはこの小型エンジンで発電します。最後列シートは主翼下の二つのでかいエンジン音+おしりのエンジン音の両方を最大にもらうのでとてもうるさくなります。
最後列シートを選ばない理由③ 席を倒せないことが多い!もしくはちょっとしか倒せない。 「一番後ろの席だと後ろの人を気にせず大いに席を倒して眠れる!」とお考えの方は要注意です。 一番後ろの席の後ろは壁です。大いに席を倒して眠れるどことか、ちょっと、もしくはまったく席を倒せないことが多いです。しかし、ゆれも騒音も気にならないし、席が倒せることをこれまで知らなかった人はここで決まりですね。
最後列シートを選ばない理由④ トイレに近すぎ! お子様ずれなどは、子供のためにトイレに近い席が良いでしょう。でも、近すぎるのはかえって気になります。並ばれたりなんやかんやで落ち着きません。 ゆれも騒音も気にならないし、席が倒せることをこれまで知らなかった人で、レストランなどトイレの近くの席でもまったく気にならない方には最後列シートをお勧め!
ANAではいつしか後方窓側が圧倒的勝ち席になった。
元々後方窓側が好きな僕は、これまで前方通路が好きなダイヤモンド会員様にどうしても先を越されて、 誰もいない機内の写真が撮れない とか、そういう悩みに苛まれていたんですけど、それが全くなくなりました。とは言え、優先搭乗の前に子ども連れや体の不自由な方の事前搭乗というのがあるので、完全に1番にはなれなかったものの、事前搭乗者がいない場合は、後方窓側が正真正銘の1番なので、 これまで叶わなかった夢が叶う んですよ。
プラスアルファのメリット
まず 後方座席は空いている ということがあります。やはり降りるのが遅くなるというデメリットがあるからでしょうかね?飛行機によく乗る人ほど前方席を好む傾向があると思います。ただ、飛行機は電車と違い、定時性には欠ける乗り物なので、 10分~15分の遅れは定刻の範疇 ですよね(それでも10分15分に収める定時性はすごいと思いますが)。
そう、飛行機に乗る際には10分~15分の遅れは予想してスケジュールを立てるものなんです。つまり 後方席に座ったことで降機が遅れたとしたら、飛行機の到着自体が遅れたと思えばいい と考えています。前方席と後方席の降機の時間差は最大でも5分程度なので、5分到着が遅れたと思えばいい。
見方を変えれば、 5分以上到着が遅れると前方席のメリットは完全に打ち消されてしまう と言うことです。
あと、コロナが心配な人は、 最後列なら絶対に後ろに人が来ない ので、後ろから「へーっくしょん」なんてこともなく、とても安心だということ。まぁそれは気にし過ぎ以外の何物でもないんですが、それでも何かにつけて 最もリスクの小さい席が後方席 じゃないでしょうか?墜落時も後方席は生き延びやすいですしね。
さらに、最近僕が思っているメリットは、最後列は到着後、 降機するまでの間にトイレを使える こと。これ、すごく時間節約になるんです。降機時、737-800では前方、中央、後方と3ブロックに分けて降機が案内されるため、後方座席は降機まで少し待たされるんです。(前方席でもボーディングブリッジを取り付けるまでの間、それなりの時間が掛かります。)
そんなとき、後方座席、特に一番後ろの座席に座ると、降機を待っている間にトイレに行けてしまいます。 前方席に座って空港ターミナル内のトイレに駆け込むのと結果的に同じ なんじゃないかと思い始めました。
後方窓側の人気上昇?
上級会員のメリットとして最も大きいのがラウンジを利用できることかと思いますが、それに次ぐ「使える」サービスとして 優先搭乗が大きなウェイト を占めていたように思います。
それが現在は廃止状態に。優先搭乗は、ボーディングブリッジや機内通路で渋滞に巻き込まれることなく乗り込める最高のサービスだったのに、事実上そのサービスがなくなってしまうと 上級会員の魅力が少し薄れます ね。
ただ、コロナでの搭乗順序の変更を機に、 後方窓側の人気が上がってきてもよい と思います。僕にとっては 既に圧倒的な勝ち席 です。早く乗れる、空いている、降機前にトイレに行ける等、メリットは色々あります。皆がそんなメリットに気付き始めると後方座席が混雑するので避けたいという気持ちはあるものの、今回は僕なりに後方席のメリットをコッソリとお伝えしたつもりです(笑)。



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