送り返す 敬語
- Rolf Reeves
- Sep 22, 2023
- 21 min read
「ご返送お願いします」は目上に使える敬語?メール例文つきで解説
など、クッション言葉と併せて使うとより丁寧になります。 クッション言葉とは、相手に何かを依頼したり、お断りをする場合などに言葉の前に添えて使用する言葉のことです。クッション言葉を使うことで直接的な表現をさせることができ、丁寧で柔らかい印象を与えることができます。 また、相手に強く依頼したり感嘆する気持ちを表す「どうぞ」「何卒」「よろしく」などを併用することも多いです。 口頭や電話だけではなくビジネスメールで使うこともできますが、ビジネスメールなど文章で使う場合は「ご返送いただきますようお願いいたします」など、より丁寧な敬語表現を使うことが多いです。

ビジネスメール例文
必要事項を記入してもらう
【件名】 書類ご返送のお願い 【本文】 馬場千冬様 株式会社卍採用担当の三ツ谷愛美です。 この度は、弊社求人にご応募いただきまして誠にありがとうございます。 選考にあたりまして、必要書類を送付いたします。 〈送付書類〉 ・エントリーシート ・職務履歴書 上記書類をご記入のうえご返送お願いします。 〒888-144 東京都渋谷区222-22 卍ビル4F 株式会社卍 人事部 三ツ谷宛 三ツ谷
不良品を返品してもらう
【件名】 ご返品のお願い 【本文】 ロディソウル株式会社 販売部 福尾雄大様 平素よりお世話になっております。 斎藤商事 総務部の田澤幸子です。 さて、10月1日付で貴社に納品いたしました製品に、不良品が混ざっていたとのことで、この度は大変申し訳ございませんでした。 心よりお詫び申し上げます。 先程代替品を発送いたしました。 不良品につきましては、お手数ですが着払いにてご返送お願いします。 今後、このようなことがおきないよう製品の点検を一段と強化してまいります。 何卒ご容赦賜りますよう重ねてお願い申し上げます。 田澤
捺印をお願いする
【件名】 申請書について 【本文】 株式会社有頂天 営業部 飯田隆様 お世話になっております。 ご機嫌株式会社商品部の遠藤です。 先程、ご依頼いただきましたレンタル品利用申請書を送付いたしました。 送付書類 レンタル品「△△△」利用申請書 一枚 利用規約をご確認いただき、問題がなければご捺印の上ご返送お願いします。 お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願い申し上げます。 遠藤
「ご返送お願いします」の類似表現
ご返送お願いいたします
「ご返送お願いします」と類似した敬語表現には「ご返送お願いいたします」があります。 「ご返送お願いいたします」の「お願いいたします」は、「お願いする」の謙譲語+丁重語+丁寧語です。 「お」は謙譲語で、動作の対象を敬う接頭辞です。 「いたす」は丁重語で、聞き手・読み手を敬う補助動詞です。 丁重語とは、謙譲語Ⅱともいわれ、へりくだることで相手に敬意を示すという点で通常の謙譲語と同じですが、動作の対象ではなく聞き手・読み手に敬意を示す敬語です。 「お願いいたします」の「ます」は丁寧語です。 「いたす」は漢字で「致す」と書きますが、補助動詞は平仮名で表記するという決まりがあるので、「お願いいたします」と書くのが正しいです。 「お願いします」と「お願いいたします」はどちらも「お願いする」という意味の依頼表現ですが、「する」の丁重語「いたす」を使った「お願いいたします」のほうが丁寧な敬語表現です。
ご返送お願い申し上げます
「ご返送お願いします」の「お願いします」を「お願い申し上げます」とすると、より丁寧になります。 「お願い申し上げます」は、「お願いする」の謙譲語「お願い申し上げる」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「お〜申し上げる」で、動作対象を敬う謙譲表現になります。 「申し上げる」は本来「言う」の謙譲語ですが、この表現では「する」という意味の補助動詞です。 「申し上げる」も補助動詞なので、「お願いもうしあげます」とひらがなにするのが正しいです。しかし、慣例的に「お願い申し上げます」と漢字にすることが圧倒的に多いです。 上述した「お願いいたします」と「お願い申し上げます」は、どちらも敬意の度合いは同じですが、 「お願い申し上げます」のほうが謙虚で丁寧な響きがあるのでビジネスシーンでは「お願い申し上げます」を使われることが多いです。
ご返送のほどよろしくお願いいたします/申し上げます
「ご返送のほど」は、「返送してくれるよう」という意味です。 「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、断定を避ける「〜のほど」をつけた敬語表現です。 「〜のほど」とすることで、柔らかい依頼表現になり相手に強制することなくお願いをすることができます。 「ほど」は漢字で書くと「程」ですが、漢字にはしません。 「程」の本来の意味は、「物事の経過に伴う様子、程度」です。 そこから転じて断定を避ける表現として用いられています。 このように、本来の意味とは違う使い方をする場合は、漢字ではなくひらがな表記にします。
他の敬語表現
ご返送ください
「ご返送ください」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、「くれ」の尊敬語「ください」をつけた敬語表現です。 正しい敬語表現ですが命令文なのでやや上から目線で、目下の人や同等の立場の人に対して使うのは問題ありませんが、親しくない上司や社外の人に対して使うのは避けた方がよいでしょう。 「ご返送くださいませ」とすると柔らかいニュアンスになります。 「くださいませ」は、「ください」に「ませ」をつけた敬語表現です。 「ませ」は「丁寧な気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意」を表します。 「くださいませ」とすることで、「くれ」を丁寧にするだけでなく柔らかい印象を与えることができます。
ご返送いただきたく存じます
「ご返送いただきたく存じます」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と「思う」の丁重語「存ずる」、丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「ご返送いただきたく存じます」で、「返送してもらいたいと思います」と柔らかくお願いをする表現になります。 「ご返送いただければと存じます」とするとより丁寧です。 「いただければ」は、上述した通り「してもらえたら〜」という仮定の表現で願望を表す丁寧な言い回しです。
ご返送くださいますようお願いいたします
「ご返送くださいますようお願いいたします」は、「返送してくれるようお願いする」という意味です。 「ご返送くださいますよう」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「くれ」の尊敬語「ください」と丁寧語「ます」、婉曲表現の「よう」をつけています。 「くださいますよう〜」とすることで、断定を避けた柔らかい依頼表現になります。
ご返送いただきますようお願い申し上げます
「ご返送いただきますようお願い申し上げます」は、「返送してもらうようお願いする」という意味です。 「ご返送いただきますよう」は「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と婉曲表現の「よう」をつけた敬語表現です。 上述した「ご返送いただきますよう」と「ご返送くださいますよう」は、謙譲語と尊敬語という違いがありますが、どちらも敬意の度合いは同じです。 自分の行為に対してなら謙譲語、相手の行為に対してなら尊敬語を使います。 また、「ご返送いただきますよう」は「返送してもらうよう」、「ご返送くださいますよう」は「返送してくれるよう」という意味の違いもありますが、こちらも丁寧の度合いは同じです。 しかし、「くださいますよう」が「くれ」の尊敬語を使用した敬語表現であるため、「いただきますよう」のほうが謙虚な響きがあります。
ご返送賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます
「ご返送賜りますようお願い申し上げます」は、非常に丁寧な依頼表現です。 「賜りますよう」は、「もらう」の謙譲語に丁寧語「ます」と婉曲表現の「よう」をつけた敬語表現です。 「何卒」は「どうぞ」のかしこまった表現です。 「ご返送賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます」で、「返送してもらうようお願いする」という意味になり、丁寧にお願いをすることができます。 ちなみに、「賜れますよう」は誤用です。 「賜れますよう」の「れ」は助動詞「れる」の連用形です。 助動詞「れる」の意味は主に尊敬・可能で使います。 「賜る」が、敬語なので敬語の助動詞を使うのは不適切です。 「れる」が可能の意味ならば「してもらうことができますように・・・」という意味になります。 無理矢理、可能の意味で捉えることもできますが、このような使い方は一般的ではりません。
ご返送いただけますか
「ご返送いただけますか」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、「もらう」の謙譲語「いただく」に丁寧語「ます」と疑問の終助詞「か」をつけた敬語表現です。 「ご返送ください」では丁寧さに欠けますが、「返送してもらえますか?」と疑問形にすることで、柔らかい依頼の表現になります。 「ご返送いただくことは可能でしょうか」という敬語表現もあります。 「ご返送いただくことは可能でしょうか」は、「返送してらうことはできるだろうか?」と可否を確認する表現で、依頼をするときに使用される正しい敬語表現です。 しかし、やや強意的であるためビジネスシーンでは使用を避ける人もいます。
ご返送いただければ幸いです
「ご返送いただければ幸いです」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「もらう」の謙譲語「いただく」と、仮定を表す接続助詞「れば」、「幸い」、丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「幸いです」は、そうしてもらえれば自分にとって嬉しいことだという気持ちを表します。 「ご返送いただければ幸いです」で、「返送してもらえれば嬉しいです」という意味の丁寧な表現になります。 「ご返送いただければ幸いです」と似た敬語表現には「ご返送いただけると幸甚です」があります。 「ご返送いただけると幸甚です」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と、接続詞「と」、「幸甚」、丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「幸甚です」は「幸いです」のよりかしこまった表現で、「ありがたく思う」「非常に嬉しい」という意味があります。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」という敬語表現もあります。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」は、「返送してもらえると非常に嬉しく思います」という意味です。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」の「ご返送いただけますと」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語「ます」をつけて、「幸甚」に「思う」の丁重語「存ずる」と丁寧語「ます」をつけています。
「ご返送いたします」は二重敬語?意味と使い方を例文つきで解説
この場合は、自分の動作に対する敬語なので、謙譲語になります。 接頭辞「ご」を尊敬語とするのは間違いです。自分に対して尊敬語を使用することはできません。 「いたす」は「する」を意味する補助動詞の丁重語です。 丁重語とは、謙譲語Ⅱとも言われ、へりくだることで相手に敬意を示すという点で通常の謙譲語と同じですが、動作の対象ではなく、聞き手・読み手に対する敬意を示す敬語です。 「いたす」は漢字で「致す」と書きますが、補助動詞は平仮名で表記するという決まりがあるので、「ご返送いたします」と書くのが正しいです。 「ます」は丁寧語です。 したがって「ご返送いたします」は、謙譲語+丁重語+丁寧語の正しい敬語です。 二重敬語ではありません。
「ご返送いたします」は、二重敬語ではありません。 二重敬語とは、一つの語に同じ種類の敬語を2つ以上重ねて使用することを指します。 「返送」という一つの語に対して、「ご」と「いたす」の2つの謙譲語が使われているため二重敬語といわれることがありますが、「いたす」は丁重語であり、謙譲語ではないので、二重敬語にはあたりません。
「ご返送いたします」の使い方
書類などを送り返すことを伝える
「ご返送いたします」は、ビジネスシーンで相手に返送することを伝えるときに使います。 例えば、相手から送られきた書類に必要事項を記入して送り返すときです。 口頭や電話だけではなく、ビジネスメールで使うことができます。
ビジネスメール例文
契約書を返送する
【件名】 契約書について 【本文】 株式会社あいうえお 営業部 長谷川様 お世話になっております。 かきくけこ株式会社の武田です。 お忙しい中、契約書をご送付いただきありがとうございました。 内容を確認し捺印いたしましたので、本日ご返送いたします。 ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 武田
返品する
【件名】 商品交換のお願い 【本文】 株式会社AAA 商品部 遠藤様 いつもお世話になっております。 株式会社BBBの総務部神田と申します。 本日納品分の商品に注文の品とは異なる商品が混ざっておりました。 担当の武藤様に確認したところ、商品の交換をしていただけるとのことでしたので、本日ご返送いたします。 お忙しいところ大変恐縮ですがよろしくお願い申し上げます。 遠藤
「ご返送いたします」の類似表現との違い
ご返送させていただきます
「ご返送いたします」と似た敬語表現に、「ご返送させていただきます」があります。 「ご返送させていただきます」は、「返送」に謙譲語の接頭辞「ご」をつけて、「させてもらう」の謙譲語「させていただく」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「いただく」は「もらう」という意味で、自分が何らかの利益を得ることを表します。 「させていただく」の「させる」は許容を表します。 「させていただく」を使用するには、
の2つの条件が必要です。 「ご返送させていただきます」の場合は、直接的に許可を得ているわけではないので、やや大袈裟な表現といえますが謙虚な表現として使われることが多いです。 しかし、クドい印象があるのでシンプルに「ご返送いたします」を使う人が多いです。
ご返送差し上げます
「ご返送差し上げます」は、「ごへんそうさしあげます」と読みます。 「ご返送差し上げます」の意味は、「返送する」です。 「ご返送差し上げます」は、「返送」に謙譲語の接頭辞「ご」をつけて、「与える・やる」の謙譲語「差し上げる」と丁寧語「ます」をつけています。 「ご返送差し上げる」は「ご(お)〜差し上げる」で謙譲表現として使うため、二重敬語ではなく正しい敬語表現です。 しかし、「差し上げる」が「与える」「やる」の謙譲語であるため、上から目線な印象を与えます。 例えばクレームをもらった場面などで「ご返送差し上げる」などと使うと「返送してあげる」といニュアンスになってしまうので失礼です。 「ご返送いたします」のほうが謙虚で丁寧です。
ご返送申し上げます
「ご返送申し上げます」は、「ごへんそうもうしあげます」と読みます。 「ご返送申し上げます」の意味も「返送する」です。 「申し上げる」は「する」の謙譲語です。 本来は「言う」の謙譲語ですが、「ご(お)〜申し上げる」で「する」という意味の補助動詞になります。 補助動詞は平仮名で表記する決まりがあるので、本来は「もうしあげます」と平仮名で書くのが正しいですが、「申し上げます」の場合は慣用的に漢字で表記されることのほうが圧倒的に多いです。 「ご(お)〜申し上げる」は、「ご(お)〜する」よりも敬意の度合いが高いので「ご返送いたします」よりも「ご返送申し上げます」のほうが丁寧で改まった敬語表現です。 しかし、かなりかしこまった表現であるため、あまり使用されません。
ご返送します
「ご返送いたします」は、「ご返送します」とすることもできます。 「ご返送します」は、「返送」に謙譲語の接頭辞「ご」をつけて「する」の連用形「し」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「ご返送します」も正しい敬語表現で目上の人に使うことができますが、「する」を丁重語「いたす」にした「ご返答いたします」のほうが丁寧です。
「ご返送ください」の意味と使い方、敬語の言い換えを例文つきで解説
この場合の接頭辞「ご」は、相手が返送することに対してつけている接頭辞なので、尊敬語になります。 「ください」は、命令形「くれ」の尊敬語です。 「ご〜ください」の形で、相手に〜してくれと要望・懇願することについて相手を高めることができます。 「ご返送ください」は正しい敬語表現ですが命令文なのでやや上から目線で、目下の人や同等の立場の人に対して使うのは問題ありませんが、親しくない上司や社外の人に対して使うのは避けた方がよいでしょう。 「ください」は、漢字で「下さい」と書きますが、漢字表記にできるのは「物をもらう」という本動詞として使うときです。 例えば、「お水を下さい」などの場合は漢字で書きます。 「ご返送ください」のように補助動詞で使う場合は、平仮名で表記するのが正しいです。
「ご返送ください」の丁寧な言い換え
ご返送くださいませ
「ご返送くださいませ」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「くれ」の尊敬語「ください」と「ませ」をつけた敬語表現です。 「ませ」は「丁寧な気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意」を表します。 「くださいませ」とすることで、命令形「くれ」を丁寧にするだけでなく柔らかい印象を与えることができます。
ご返送いただきたく存じます
「ご返送いただきたく存じます」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と願望を表す助動詞「たい」、「思う」の丁重語「存ずる」、丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 丁重語は謙譲語Ⅱともいわれ、自分の動作とへりくだることで相手に敬意を示すという点で謙譲語と同じですが、通常の謙譲語とは違い聞き手・読み手に敬意を示す敬語です。 「ご返送ください」では命令形ですが、「ご返送いただきたく存じます」だと「返送してもらいたいと思う」という謙虚な依頼表現になります。 「存じます」を使用した依頼表現には、その他にも「ご返送いただければと存じます」があります。 「いただければと存じます」は、「〜してもらえたらと思います」という意味です。 「もらう」の謙譲語「いただく」と仮定を表す「れば」、「思う」の丁重語「存ずる」、丁寧語「ます」をつけています。 「ご返送いただきたく存じます」と「ご返送いただければと存じます」は、どちらも尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語を使用した敬語表現なので敬意の度合いは同じです。 しかし、「ご返送いただければと存じます」のほうが仮定の意が強く控えめな響きがやや大きいです。
ご返送くださいますようお願いいたします
「ご返送くださいますようお願いいたします」の意味は、「返送してくれるようお願いします」という意味です。 「ご返送くださいますようお願いいたします」の「ご返送くださいますよう」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「くれ」の尊敬語「ください」と丁寧語「ます」、婉曲表現の「よう」をつけています。 「くださいますよう」で、直接的な表現を避けることができるので、ただ「お願いします」とお願いをするよりも柔らかい表現になります。 「ご返送くださいますようお願いいたします」の「お願いいたします」は、「お願いする」の謙譲語+丁重語+丁寧語です。 「お」は謙譲語で、動作の対象を敬う接頭辞です。 「いたす」は丁重語で、聞き手・読み手を敬う補助動詞です。 丁重語とは、謙譲語Ⅱともいわれ、へりくだることで相手に敬意を示すという点で通常の謙譲語と同じですが、動作の対象ではなく聞き手・読み手に敬意を示す敬語です。 「お願いいたします」の「ます」は丁寧語です。 「お願いいたします」の「いたす」は補助動詞なので、平仮名で表記するのが正しいです。
ご返送いただきますようお願い申し上げます
「ご返送いただきますようお願い申し上げます」の意味は、「返送してもらうようお願いする」です。 「ご返送いただきますようお願い申し上げます」の「ご返送いただきますよう」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語「ます」、婉曲表現「よう」をつけた敬語表現です。 「お願い申し上げます」は、「お願いする」の謙譲語「お願い申し上げる」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「お〜申し上げる」で、動作対象を敬う謙譲表現になります。 「申し上げる」は本来「言う」の謙譲語ですが、この表現では「する」という意味の補助動詞です。 「申し上げます」は、補助動詞なので本来は「お願いもうしあげます」と平仮名で表記するのが正しいですが、慣用的に「お願い申し上げます」と書かれることが多いです。 「お願いいたします」と同様に、依頼をする場面で使われるフレーズです。 「お願いいたします」と「お願い申し上げます」は、どちらも敬意の度合いは同じですが、「お願い申し上げます」のほうが意味合い的に謙虚で丁寧なので「お願い申し上げます」が使われることが多いです。
ご返送賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます
「ご返送賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます」の「ご返送賜りますよう」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「賜る」、丁寧語「ます」、婉曲表現の「よう」をつけた敬語表現です。 「賜る」は、同じく「もらう」の謙譲語「いただく」よりも一段と恐れ多いという気持ちを込めた敬語表現として用いられます。 「何卒」は、「どうぞ」のかしこまった表現で、相手に強く懇願する気持ちを表します。 「ご返送賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます」は非常に丁寧な敬語表現ですが、社内の人に対して使うにはかしこまりすぎた印象を与えます。 社外の人に対してやフォーマルな場面で使うのに適しています。
ご返送のほど
「ご返送のほど」は、「返送してくれるよう」という意味です。 「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、断定を避ける「〜のほど」をつけた敬語表現です。 「〜のほど」とすることで、柔らかい依頼表現になり相手に強制することなくお願いをすることができます。 「ほど」は漢字で書くと「程」ですが、漢字にはしません。 「程」の本来の意味は、「物事の経過に伴う様子、程度」です。 そこから転じて断定を避ける表現として用いられています。 このように、本来の意味とは違う使い方をする場合は、漢字ではなくひらがな表記にします。
ご返送いただけますか
「ご返送いただけますか」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、「もらう」の謙譲語「いただく」に丁寧語「ます」と疑問の終助詞「か」をつけた敬語表現です。 「ご返送ください」では丁寧さに欠けますが、「返送してもらえますか?」と疑問形にすることで、柔らかい依頼の表現になります。 「ご返送いただくことは可能でしょうか」という敬語表現もあります。 「ご返送いただくことは可能でしょうか」は、「返送してらうことはできるだろうか?」と可否を確認する表現で、依頼をするときに使用される正しい敬語表現です。 しかし、やや強意的であるためビジネスシーンでは使用を避ける人もいます。
ご返送いただければ幸いです
「ご返送いただければ幸いです」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「もらう」の謙譲語「いただく」と、仮定を表す接続助詞「れば」、「幸い」、丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「幸いです」は、そうしてもらえれば自分にとって嬉しいことだという気持ちを表します。 「ご返送いただければ幸いです」で、「返送してもらえれば嬉しいです」という意味の丁寧な表現になります。 「ご返送いただければ幸いです」と似た敬語表現には「ご返送いただけると幸甚です」があります。 「ご返送いただけると幸甚です」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と、接続詞「と」、「幸甚」、丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「幸甚です」は「幸いです」のよりかしこまった表現で、「ありがたく思う」「非常に嬉しい」という意味があります。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」という敬語表現もあります。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」は、「返送してもらえると非常に嬉しく思います」という意味です。 「ご返送いただけますと幸甚に存じます」の「ご返送いただけますと」は、「返送」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語「ます」をつけて、「幸甚」に「思う」の丁重語「存ずる」と丁寧語「ます」をつけています。
「ご返送ください」の使い方と例文
電話や口頭で依頼するときに使う
などのクッション言葉と併せて使われることも多いです。 クッション言葉とは相手に何かを依頼したり、お断りをする場合などに言葉の前に添えて使用する言葉のことです。ビジネスシーンでは様々な状況で使われます。 クッション言葉を使うことで直接的な表現をさせることができ、丁寧で柔らかい印象を与えることができます。 ビジネスメールなど文章で使う場合は「ご返送いただきますようお願い申し上げます」などより丁寧な敬語表現にして使われます。
ビジネスメール例文
必要事項を記入してもらう
【件名】 書類ご返送のお願い 【本文】 馬場千冬様 株式会社卍採用担当の三ツ谷愛美です。 この度は、弊社求人にご応募いただきまして誠にありがとうございます。 選考にあたりまして、必要書類を送付させていただきます。 〈送付書類〉 ・エントリーシート ・職務履歴書 ご記入いただけましたら、上記書類を11月15日までに下記宛にご返送ください。 よろしくお願い申し上げます。 〒888-144 東京都渋谷区222-22 卍ビル4F 株式会社卍 人事部 三ツ谷宛
捺印をお願いする
【件名】 契約書類にについて 【本文】 相澤梅雨様 お世話になっております。 ご機嫌株式会社人事部の麗日です。 先程、契約に関する書類を送付いたしました。 送付書類 社内規約 1通 契約書類 3通 内容をご確認いただき、問題がなければご捺印の上ご返送ください。 お忙しいところお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 麗日
不良品を返品してもらう
【件名】 ご返品のお願い 【本文】 ロディソウル株式会社 販売部 福尾雄大様 平素よりお世話になっております。 斎藤商事 総務部の田澤幸子です。 さて、10月1日付で貴社に納品いたしました製品に、不良品が混ざっていたとのことで、この度は大変申し訳ございませんでした。 心よりお詫び申し上げます。 先程代替品を発送いたしました。 不良品につきましては、お手数ですが着払いにてご返送いただければ幸いです。 今後、このようなことがおきないよう製品の点検を一段と強化してまいります。 何卒ご容赦賜りますよう重ねてお願い申し上げます。 田澤
アンケートに回答してもらう
【件名】 アンケートご協力のお願い 【本文】 商品をご購入のお客様 この度は弊社製品をご購入いただきありがとうございます。 購入者特典につきましては、お知らせしています通り発送まで1週間〜2週間ほどお時間をいただきます。お待たせして申し訳ありませんが今暫くお待ちくださいませ。 弊社では商品をご購入の皆様に向けてアンケートを実地しております。 購入者特典にアンケート用紙と返信用封筒と同封いたしますので、ご記入の上ご返送いただきますようお願い申し上げます。 今後とも弊社製品をよろしくお願いいたします。 株式会社玩具



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