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蜂の巣 冬

  • Writer: Rolf Reeves
    Rolf Reeves
  • Oct 30, 2023
  • 18 min read

蜂の巣 冬

「蜂って冬のあいだ何をしているんだろう」 「冬になったら勝手にいなくなるのかな…」 「蜂がいなくなった巣って放っておいていいの?」

冬になるとめったに見かけなくなる蜂。 冬の間は安全…と思いきや、実は 冬の蜂刺され被害 も少なくありません。

冬の間も被害があるなら、あらかじめ危険性や対処法を知っておきたいですよね。 というわけでこの記事では、あなたやご家族の身を守るためにも次の3つのことを解説していきます。

※ 「今、蜂の巣がある」「蜂が家の周りをウロウロしている」 そのような場合は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。 現地調査・お見積もりの上で、プロの作業員が状況に合わせて対処いたします! 蜂の巣駆除の 料金・到着時間 はこちらのページにくわしく記載しております。

冬眠?冬に蜂を見かけない理由

冬に蜂を見かけなくなるのは、蜂が寒さをしのげる場所で冬眠・越冬しているためです。

ただし油断は禁物です。 女王蜂が置かれた状況や蜂の種類によっては、 攻撃してくることもある んですよ…!

スズメバチは倒木や土の中で冬眠する

スズメバチの働き蜂は12月頃までに命を落とし、新しい女王蜂のみが冬眠して春を迎えます。

新しい女王蜂は冬眠中の絶食と寒さに耐えるため、秋頃から体に脂肪を貯蓄 一方の働き蜂は、栄養源とする樹液・花の蜜が冬の間に採れなくなるため、生き延びるのが難しいんですね。

スズメバチの新女王蜂が冬眠するのは、倒木や朽木、土の中などの自然環境の中です。 都市部に巣を作るスズメバチであっても、冬眠の場所はほとんど自然環境下を選びます。

新女王蜂は、基本的には単独で冬眠します。 しかし冬眠場所が混み合うことも多く、ひとつの倒木の中に集団で冬眠せざるを得ないようなケースもあるようです。

アシナガバチは木の中や住宅の屋根裏で冬眠する

冬眠の場所は、倒木の中や石の下、住宅の屋根裏、スズメバチの廃巣などさまざまです。

また、越冬場所を探している途中のアシナガバチが、 洗濯物に紛れ込んでしまう被害 も多数報告されています。 のちほど詳しくお伝えしますが、「洗濯物を干していると蜂が寄ってくる…」という方は要注意ですよ。

女王蜂は基本的に単独で冬眠しますが、フタモンアシナガバチ・セグロアシナガバチ・ヤマトアシナガバチの3種は、 数十頭から数百頭の集団で冬眠します。

ミツバチは巣で身を寄せ合って越冬する

ミツバチはスズメバチやアシナガバチとは異なり、冬眠しているわけではありません。 巣の中で身を寄せ合って暖をとり、働き蜂も女王蜂と一緒に冬を越すんです。

養蜂されているミツバチではありますが、冬の間の様子を収めた動画がありました。 気になる方はぜひご覧くださいね。 ※蜂の描写があります。苦手な方はご注意ください。

ミツバチが巣を作るのはおもに民家の屋根裏や床下、木の穴などの閉鎖空間。 近年は温暖化による降雪量の減少、民家の断熱材使用などによって越冬しやすくなっているようです。

ミツバチは冬の間、巣に蓄えてあるローヤルゼリーや蜂蜜を食べて過ごします。 ただし蓄えられているエサには限りがあり、 生存のため周りからの刺激に敏感になりやすい です。

冬の蜂の巣は空っぽって本当?

冬の蜂の巣は空っぽの状態です。(ミツバチを除く)

スズメバチの場合、 羽化できなかった幼虫は働き蜂が巣から引きずり出す ことも…。 働き蜂も幼虫も女王蜂もいない、もぬけの殻状態になるんですね。

意外とキケンな冬の蜂被害

しかし実際には、 女王蜂に刺される被害 をはじめとしたさまざまな被害が報告されているんです。

洗濯物に紛れた蜂に刺される被害

冬の蜂被害1つ目は、 干していた洗濯物に紛れ込んだ蜂に刺される 被害。

11月頃になると、冬眠場所を探して飛び回っていた蜂が洗濯物に紛れ込むことがあります。 それに気づかずに洗濯物を取り込んでしまい、興奮した女王蜂に刺されるケースが多発しているんです。

このような被害を防ぐためにも、洗濯物を取り込む際は 蜂が紛れていないか?周囲をうろついていないか? をよく確認しておきましょう。 加えて、物干しの周りやベランダ、軒下などにあらかじめ殺虫剤を吹きかけて蜂を寄せ付けないようにしておくことも有効です。

集団で冬眠していた蜂に刺される被害

冬の蜂被害2つ目は、 集団で冬眠していた蜂に刺されてしまう 被害です。

かなり稀なケースですが、冬眠していたはずのアシナガバチが 暖房の温度で冬眠から目覚め、住民を刺しはじめた事例 があります…。

北海道札幌市では、新築住宅の建物内で越冬していたセグロアシナガバチの集団が、1月になって暖房のせいで冬眠から覚めて、次々と室内に現れて主婦らが刺された事例もある 引用: 松浦誠『蜂刺されの予防と治療』p.127

あらかじめ蜂を寄せ付けないための対策をする、また常に蜂が寄ってくるようであれば駆除するなどして被害を予防しましょう。

また、山林で作業していた林業関係者が倒木を刺激してしまい、 中で冬眠していたスズメバチに刺される被害 も報告されています。

放置した巣が他の蜂の冬眠場所になる被害

冬の蜂被害3つ目は、放置した巣が 他の蜂の冬眠場所になってしまう被害 です。

先ほど「冬の蜂の巣は空っぽ」とお伝えしましたね。 ですがキイロスズメバチ・コガタスズメバチの廃巣は、実は アシナガバチの冬眠場所 として使われることがあるんです。

セグロアシナガバチをはじめとしたいくつかの種のアシナガバチは、 スズメバチの廃巣で数百〜数千の大集団になって冬眠 します。

ただ冬眠しているだけならいいのですが…いつどのタイミングで冬眠から目覚めるかわからないのが怖いところです。 また、近くで数千匹のアシナガバチが息を潜めていると考えるとなんだかゾッとしてしまいますよね。

「面倒だし、空っぽの巣は放っておこう」と思われるかもしれませんが、放置することで 冬眠場所を探す蜂が寄ってくる要因 になります。 女王蜂とはいえ、絶対に人を刺さないとも言い切れません。

もし空っぽの巣がお家にあるなら、できる限り駆除されることをおすすめします。 冬の間の駆除については、この後詳しくお伝えしますね。

秋に見つけた蜂の巣。冬まで放っておくのは危険です!

というのも、蜂は 晩秋にかけてどんどん凶暴性が増していく ため。

冷え込んでくると、幼虫のエサである昆虫や自身のエサである樹液がなかなか採れなくなります。 すると生存できるかどうかの瀬戸際となり、蜂たちがピリピリしてくるんですね…。

冬に蜂の巣を駆除するのは危険?

できるならさっさと駆除したいものの、安全面で不安が残り、駆除をためらっている方がいらっしゃるかもしれませんね。

冬の蜂の巣の駆除はご自身でも行なっていただけますが、やはり安全面を考えるのであれば駆除の専門家に依頼しましょう。

中に蜂がいなければ自分でも駆除は可能

巣の中に蜂がいないことを確認できる場合、つまり「巣のみ」の状態であれば、ご自身でもカンタンに駆除していただけます。 念のため防護服と殺虫剤を用意し、剪定ばさみや棒を使って巣を落としましょう。

新しい女王蜂が同じ巣を使うことはありませんが、 同じ場所に再び1から巣を作られる ことは十分に考えられます。 一度巣を作られたということは、その場所は巣作りに適している場所なんです。

あらかじめ殺虫剤を吹きかけて 蜂が寄り付かない環境を作る ことで、新しい蜂の巣ができるを防ぎましょう。

ただ、もし巣の中に蜂がいるかどうか確認できない場合・自分で対処するのが怖い場合は、専門の業者に依頼するのが安心です。

不安な場合は役所・業者に相談を

高いところに巣がある場合、また中に蜂がいるかもしれない場合は、お住まいの地域の役所やハチ駆除の専門業者に駆除をお願いしましょう。

ただし役所の場合は、 「スズメバチのみ対応」「防護服のみ貸し出し」 など地域によって対応が分かれます。 お住まいの自治体のホームページで確認しておくと安心です。

もしお住まいの地域で対応していなかった場合は、ハチ駆除を専門に行う業者に相談してみましょう。ご相談日 2019年12月31日 蜂の種類 アシナガバチ ご相談内容 2階のベランダに巣があり、時折部屋に侵入してくる。 ご相談日 2020年1月21日 蜂の種類 スズメバチ ご相談内容 2階の軒下にスイカくらいの大きさの巣がある。 蜂は飛んでいない。 ご相談日 2020年2月10日 蜂の種類 ミツバチ ご相談内容 物置に巣があり、かなり多くのミツバチがいる。

蜂の追い出しから巣のみの駆除まで対応しておりますので、冬の蜂にお困りの方はみんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください! ハチ駆除の専門家がすぐにお伺いし、状況に合わせて丁寧に対応いたします。 蜂の巣駆除の 料金・到着時間 はこちらのページにくわしく記載しております。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます! 冬の蜂の過ごし方、また危険性について知っていただけたでしょうか?

この記事では、冬の蜂について気になっているあなたのために、次のことをお伝えしてきました。

夏・秋ほど危険ではありませんが、 冬であっても被害が発生していること は覚えておいてくださいね。

また、巣を駆除する場合は中に蜂がいないことを確認してから行いましょう。 もし中に蜂がいれば、刺激して刺されてしまう危険があります。

中に蜂がいる 場合や 確認するのが怖い 場合は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にお電話くださいね。 作業内容や料金など、ご納得いただいた上で対処いたします。

冬の間、蜂が姿を表すことは滅多にありません。 しかしこちらから刺激すれば、もちろん攻撃される危険があります。 蜂を見かけても刺激しないこと、また空っぽの巣もなるべく除去することを覚えておきましょう。

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蜂の巣 冬

「えっ、冬なのにハチがいる! 冬場は冬眠するものじゃないの?」 「ハチって冬は見かけないけど、冬の間に巣を撤去しても大丈夫?」 「ハチって冬場はどこで何をしているの?」

寒い冬の時期は、めったにハチを見かけなくなりますよね。 たしかに、ハチの巣が拡大するピークは 6〜8月の暑い季節 だと言われています。 冬場のハチは、熊などの野生動物と同じく 巣の中で静かに過ごしているもの …と思っていませんか?

しかし実は、ハチは 冬でも人間を刺すことがある んです!

そう思い、実際に冬にハチ被害があった件数や事例もしらべてみました。 ここでは、日本を代表する3種類のハチ(スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ)について、次の内容をご紹介します。

「ピーク時を過ぎた冬場に、なるべく安全に巣を駆除したい」 「冬にハチと遭遇したときの対処法が知りたい」 とお悩みの方に、ぜひ読んでいただきたい内容となっております。 それではまいります!

ハチは冬の間どうしているの?

まず、ハチの種類によって 越冬の仕方が違います。 スズメバチとアシナガバチの場合は、冬になると新たな女王蜂だけが生き残ります。 働き蜂はというと…実は、寒さでみんな死んでしまうのです。

いっぽうミツバチは、女王蜂と働き蜂が一緒に集まって冬を越します。

  1. スズメバチとアシナガバチの越冬 働き蜂は寒さに耐えきれず、 冬になると死亡 します。 古い女王蜂も、寿命で死んでしまいます。 生き残るのは 来年女王蜂になるハチだけ です。 新しい女王蜂は、お腹に卵を蓄え、翌年の春先に子孫を残すため生き残るのです。

  2. ミツバチの越冬 働き蜂も女王蜂も 一緒に冬越し します。 巣ではハチ同士が体を寄せ合って 「おしくらまんじゅう」 のように温度を維持します。

両者の違いは、生き残るのが女王蜂だけなのかそうでないのか、という点になります。 女王蜂の基本的な冬の過ごし方を見てみましょう。

冬眠はするの?女王蜂の冬の過ごし方

たった1匹になった女王蜂は、巣を離れて冬眠します。 スズメバチやアシナガバチの女王蜂は、もともと暮らしていた巣を離れて、次のような 暖かい場所に移動 して冬を越えるそうです。

なんと、ベランダに干している 洗濯物の中で女王蜂が暖をとる こともあるみたいなんです!

だがしかし、自分のパンツに気持ち良さそうに包まれている女王蜂を見るのは、何とも複雑である。これ三回目なんだが。そんなに俺のパンツがいいか蜂さんよ。 — 追兎bot (@tsu1to_bot) May 30, 2019
洗濯物に紛れてて😱 これからの季節、要注意ですね😣 しゅーまいさんは発見が早くてよかった😊 もう女王蜂が戻ってきませんように😣 — きょんきょん10%🍋💚🍹🍫 (@k2882s40519k) May 10, 2019

ベランダのような洗濯物を干す場所の近くにハチの巣を見つけたら要注意です。 洗濯物を取り込むときに、蜂が挟まっていないか気をつけて見てみてください!

ハチが活動を終えるのは冬の何月ごろ?

蜂の種類によって 越冬する時期や活発になる時期、寿命 が異なります。 代表的な3種類のハチが 1年間の活動を終えて 大人しくなるのは、次の通りです。

では、 日本を代表する3種類のハチ の1年間の動きを月別にみて、とくに活発な時期をチェックしましょう。

1. スズメバチの活動時期

スズメバチが活動をする時期はおおよそ5月〜10月のあいだです。

この時期、巣の中は空っぽです。

ハチに刺される件数がもっとも多く なるのはこの時期です。

まれに12月まで 巣の中にハチが残っている 場合もあります。

2. アシナガバチの活動時期

アシナガバチが活動をする時期は6月〜8月頃です。

この時期、巣の中は空っぽです。

ハチに刺される件数がもっとも多 くなるのはこの時期です。

3. ミツバチの活動時期

ミツバチが活動をする時期は2月〜10月頃です。

女王蜂も働き蜂も一緒に巣で体を寄せ合って温め合います。(この状態を蜂球といいます。)

暖かい日は働き蜂が花粉を求めて巣の外に出るようになります。

スズメバチがミツバチを襲う時期でもあり、ミツバチは やや攻撃的 になっています。

蜂の巣は冬の間に撤去するのがいい? それとも悪い?

安全面の観点から、蜂の巣本体は 冬場に撤去した方がいい です。

なぜかというと、女王蜂は冬眠から目覚めると、もといた巣に戻らず新しい巣を作るからです。古巣に蜂が戻ってくることは基本的にありません。

このような場合は、冬のうちに速やかに巣を撤去しましょう! 巣の撤去方法は次の通りです。

冬の蜂の巣を撤去する方法

スズメバチとアシナガバチの冬場の巣の中身は、基本的に空っぽ。 なので、巣の撤去自体は 比較的カンタン です! ここでは、スズメバチとアシナガバチの古巣を撤去するための手順を紹介しますね。 準備物は3点です。

冬の蜂の巣を撤去する手順

(1)殺虫スプレーを巣に吹きかける

蜂の巣全体に殺虫スプレーを十分にふきかけましょう。 巣の中にハチがいないこと を確認するためです。

(2)虫取りあみで蜂の巣を崩す

(3)蜂の巣をゴミ袋に入れる

ハチが完全にいないことを確認したら巣の残骸をすべてゴミ袋に入れ、可燃ごみとして処分します。 小さな巣の場合は、虫あみを使わずに ゴミ袋をかぶせ、そのままはがし取ってもOK です。

(4)巣があった場所に殺虫スプレーを撒く

撤去したあと、 巣があった場所にもう1度 殺虫スプレーをまいておきましょう。 ハチの再来を予防するためです。

もし巣の中に 生き残りのハチ がいた場合、巣を撤去したあとでハチが周囲を飛び回る可能性があります。生き残りのハチは、巣を撤去されたことで攻撃的になっていますので、見つけても 絶対に近づかない ようにしてください。

1度で蜂を駆除しきれなかったときは、 速やかにプロの業者に依頼 しましょう。 一般の方には手に負えない「戻りバチ」の処理まで、きっちり対処してくれますよ!

【動画】軒下にできたスズメバチの古巣を撤去するようす

一般のかたがスズメバチの巣を撤去する動画を見つけましたよ! かなり大きい巣ですが、 虫取り網で少しずつ崩して キレイに撤去されていますね。

大きなスズメバチの巣は、夏のピーク時には 駆除費用が高額になります。 毎年死亡事故が確認されているほど、プロでも駆除が難しいからですね。 逆に言うと、このような巣を一般のかたが撤去するのは、中にハチがいない冬場だけが 唯一のチャンス ということですね。

【+α】さらにしっかり駆除するために

1点、追加でアドバイスです。 動画の手順の前後に、ハチの巣ができた場所の周辺に 殺虫スプレーを吹きかける と、さらにグッドです。 もしも巣の中に生き残りのハチがいた場合、事前に駆除できます。

また、1度巣を作られた場所というのは、ハチにとって居心地がよいということ。 翌年以降、同じ場所に巣を作られないためにも、予防のために撤去したあとで殺虫スプレーを撒くと効果的です。

知らないと失敗する!?冬の蜂駆除3つの注意点

夏よりもカンタンと言われている、冬場のハチの巣駆除。 しかし実は、 思いもよらない失敗 をすることがあるんです…。 この章では、冬場のハチ駆除でとくに注意してほしい3つの注意点についてお伝えします。

1. 冬場のミツバチの巣は駆除厳禁! 冬場の蜂の巣3種類を見分ける方法

民家に巣を作りやすい スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ のうち、ミツバチの巣だけは、 冬でも働き蜂が残っています。

ふだんは温厚で、ハチ毒も弱いミツバチ。 しかし9月以降の冬越えの時期は、気が立ってピリピリしています。 いくら毒が弱いと言っても、ミツバチの集団にいっせいに襲いかかられると大変です。

2. 盲点! 冬の蜂の巣には◯◯が棲み着いている可能性アリ

40〜50cm ほどの大きい蜂の巣の場合、まれに アリを始めとした別の虫が入り込み、そのまま棲み着いてしまう可能性 があります。

古巣をそのままにすると、 知らない間に別の動物が大量に増えてしまう ことがあります。 放置せず、撤去するに越したことはないと思います。

3. 夏ほどではないものの、冬でもハチに刺されることはある

冬になるとハチは活動をやめるとご紹介しました。 しかし、 「冬になればハチに刺されることはない!」 と思ったらおおまちがい。 なんと、越冬中の 女王蜂 がお腹の子供を守るため、人間を刺すことがあるんです…!

年間のハチ被害データを見ると、 11月〜2月 の冬場にもハチ被害が報告されていることがわかります。 次の表は、1980年から2018年の38年間のなかで、冬にハチに刺された件数を表したものです。

刺された理由のほとんどは、 女王蜂のハチ刺し によるものだそうです。 さらに近年は暖冬の傾向があるので、そのぶん ハチが活発な時期も長くなっている のではないかと言われています。 そう、全然安心できないですね。

【被害事例】冬にハチに刺されるのはどんなとき?

本の中で、冬なのにハチに刺された人の被害事例が掲載されていたので引用します。

1988年1月中旬、その日は正月明けの行事である「どんど焼き」の日で、消防団員が日の後始末、点検をするのがしきたりになっている。そのため30代の男性は、陽当たりのよい廊下の壁にかけておいた消防団のハッピを着て見まわりに出かけた。 間も無く右肩に灼けつくような痛みを感じて、思わずハッピを脱いだところ、 クマンバチ(キイロスズメバチのこの地方の俗称)が1匹ポトリと落ち、のろのろと動いていたという。 来診した男性の右肩には、ハチ刺しと思われる発赤腫脹を認めた。夕暮れ迫るころであったので、翌日ハチを確かめに現場に出向いてもらったが、いかんせん車の往来する路上のことであり、残念ながら見つけ出すことはできなかった。

この男性は死に至ることはなかったようです。 ですが、まさか 服の中にハチが紛れている とは思いませんよね。 もし 自分や家族のジャケット、防寒着から急にハチが飛び出してきたら… と考えるとゾッとします。

冬の蜂に刺されないためには? もっとも安全なのは業者に依頼すること!

1番安全に巣を撤去する方法は、ハチの専門業者に依頼することです。

自力でのハチ駆除は、 季節に関わらず高いリスク が伴われます。 とくに冬は 「ハチがいないんだし、テキトーにやってもなんとかなるでしょ」 と油断してしまいがち。 根拠のない自信は、かえって自分や家族、ご近所の人を ハチ刺されの危険に晒します。

まとめ

ハチには活発な時期とそうでない時期があります。 しかし、だからといって ハチの危険性が無い時期はありません 。

蜂の巣 冬

駆除の時期は春もしくは冬がオススメです。 なぜなら蜂の数が少なく危険も難易度も低めだからです。

この記事では 蜂の巣駆除はいつ頃がいいのか、時期によってどんな危険があるのか をプロが解説していきます。

蜂の巣駆除はいつ頃すべき?時期によって難易度が変わる!

蜂の巣の比較的駆除しやすい時期は春か冬です。 実は蜂の巣駆除は時期によって難易度が変わってきます。

夏・秋(6月~10月)…働きバチ誕生。急激に数が増えていく

蜂の巣駆除に最適な時期は春と冬!6月~10月は要注意

4月~5月は駆除に最適な時期

春暖かくなると冬眠から覚めた女王蜂が巣作りを始めます。 4月~5月は蜂の巣駆除に最適な時期です。

なぜならまだ 女王蜂1匹で巣作りと子育てに集中している時期で、巣も小さい からです。

6月~10月は被害が多い時期!すぐに駆除の検討を

6月以降は一年で最も危険な時期。 巣を見つけたらすぐ蜂の巣駆除のプロに相談するようにしましょう。

11月~3月はもぬけの殻で駆除しやすい?

「蜂がいないなら簡単に駆除できそう」と思うかもしれませんが、実は危険もあります。

安く駆除するコツはすぐに問い合わせること!

特に6月以降の巣の成長はあっという間。 巣が大きくなると駆除料金も高くなってしまう んです。

蜂の巣は時期に関わらず早めに駆除しよう

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