桜井 悟郎
- Rolf Reeves
- Oct 30, 2023
- 5 min read
桜井 悟郎
シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 森 秀顕、以下 シーメンスヘルスケア)は、日本初 * のフォトンカウンティング検出器を搭載した次世代CT「NAEOTOM Alpha(ネオトム アルファ)」の国内2台目の導入が、メディカルスキャニング東京となりましたのでお知らせいたします。

「NAEOTOM Alpha」は、Siemens Healthineers AG(ドイツ・エアランゲン)が、半導体メーカーである株式会社アクロラド(沖縄県うるま市、代表取締役社長:大野 良一)との15年の研究開発の末、実用化されました。高齢化社会の進行とウイルス感染症などで日々切迫する日本の医療現場において、病気の早期発見や正確な診断、患者さんの負担軽減などへの貢献が期待されています。
メディカルスキャニングの高木 誠 理事長は、『この最新のフォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha」を活用することにより、全ての診療科の先生方に、より詳細な診断画像を提供していきたいと考えています。また、研究を行う医師の皆さまにも、メディカルスキャニング東京に導入されたフォトンカウンティングCTを広くご活用いただくことで、新たな医療の発展につながるように願っております。』と述べています。
シーメンスヘルスケア ダイアグノスティックイメージング事業本部 事業本部長 桜井 悟郎は、以下のように述べています。「メディカルスキャニング東京へのNAEOTOM Alpha導入を決定いただいたことを光栄に思います。この導入により、高性能な画像診断を必要とする患者さんへ、迅速で適切な医療貢献が進むことを期待しています。」
「NAEOTOM Alpha」について
NNAEOTOM Alpha で撮影した心臓における石灰化除去
NNAEOTOM Alpha で撮影した心臓における石灰化除去
NNAEOTOM Alpha で撮影した心臓における石灰化除去
本製品に関する情報は製品紹介ページをご覧ください
メディカルスキャニングは、MRI・CT の画像検査・診断を行うクリニック及びネットワークです。 迅速な検査、クオリティの高い画像、そして正確な画像診断をモットーとし、首都圏に37か所を展開しています(2022年8月現在)。各メディカルスキャニングでは、最新鋭の機器を用い、経験豊富な専門技師 *1 が撮影にあたり、専門の医師 *2 がダブルチェックで画像診断を行います。自由診療の検診の場合、万が一、病気が見つかった場合にはそれぞれの病状に合わせた専門病院をご紹介いたします。
性能の良い機器で検査・診断し、その結果をみんなで利用するという選択肢は、 患者さんの負担(金銭、時間、不安)も小さく、医療経済的にもよく、地域医療のお役にも立てるのでは、という共通の「思い」 でスタートし今日に至っています。「患者さんの視点から医療の普及の一端を担いたい。患者さんに選択肢を提供したい。」という理念で、医療連携を通じて地域の医療に少しでも貢献できるよう目指しています。
*1 厚生労働省診療放射線技師 *2 公益社団法人日本医学放射線学会 放射線科専門医
桜井 悟郎
NAEOTOM Alpha 岡山大学病院で稼働開始 循環器分野における貢献を目指す
西日本で初となる「NAEOTOM Alpha」導入、国立大学病院としても初
フォトンカウントティングCTによる高精細・低被ばく・スペクトル解析の特性を活かし、循環器・小児循環器分野において、より安全・最適な医療の実現に貢献
「NAEOTOM Alpha」を活用いただくことで、国際的に最高水準の医療環境の提供を目指す岡山大学病院をサポート
シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 森 秀顕、以下 シーメンスヘルスケア)は、フォトンカウンティング検出器を搭載した次世代CT「NAEOTOM Alpha(ネオトム アルファ)」の国内4台目の導入が、岡山大学病院となりましたことをお知らせいたします。西日本で初めての導入となり、国立大学病院への導入としても国内初となります。
販売名:ネオトム Alpha「NAEOTOM Alpha」 (認証番号:304AIBZX00004000)
「NAEOTOM Alpha」は、Siemens Healthineers AG(ドイツ・エアランゲン)が、半導体メーカーである株式会社アクロラド(沖縄県うるま市、代表取締役社長:大野 良一)との15年の研究開発の末、実用化されました。高齢化社会の進行とウイルス感染症などで日々切迫する日本の医療現場において、病気の早期発見や正確な診断、患者さんの負担軽減などへの貢献が期待されています。
岡山大学病院は、1870(明治3)年の岡山藩医学館大病院が開設して以来150年を超える長い歴史をもち、「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人材を育て、社会・地域の持続的な健康増進に貢献する」という理念のもと、患者さんに最良な医療を届けています。この度の導入は、「NAEOTOM Alpha」の「Dual Source CT(2つのX線管と検出器を搭載したCT)」「被ばく線量の低減」という特徴が大きな有用性を発揮することが求められ、実現されました。岡山大学病院が力を入れる循環器・小児循環器分野において、フォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha」が、地域の患者さんへ迅速で安全な治療を提供する一助となることが期待されています。
岡山大学病院 放射線科 平木 隆夫教授は、「革新的な検出器の技術は、従来のCT装置の欠点である放射線による被ばくの低減をはじめ、より精細なCT画像の短時間での撮影、さらに検査で使用する造影剤量の低減など多くのメリットが期待されています。この性能を最大限に活用し、患者さんにより高度で優しい医療の提供につなげ、また、このCT装置を用いて様々な研究を行い、医療の発展にも貢献したいと思っております。」と述べています。
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