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墨 すり 機

  • Writer: Rolf Reeves
    Rolf Reeves
  • Oct 30, 2023
  • 3 min read

墨 すり 機

■雄勝硯(おがつけん) 黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れ、その特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、 化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。 ※2011年3月11日の東日本大震災大津波により、和硯の代表的産地である「雄勝硯」が壊滅的被害を受けました。 現在着々と復旧しておりますが、現状といたしまして安徽省で採れる石を仕上げ加工して出荷させて頂いております。 現在雄勝硯を改め、雄勝加工硯と称して販売しております。

■細羅紋硯(さいらもんけん) 安くて墨おりが良い硯 中国江西省の竜尾山一帯及び、芙蓉渓に沿った地域 から採れる硯。 薄い板状の岩が層になっている石材を縦割りに切り取り硯に仕上げており、横目の細かい文様(羅紋)が特長です。 安くて墨おりが良いので、初心者の方におすすめです。

■宋坑端渓硯(そうこうたんけいけん) 初心者も手にしやすい価格が魅力 中国広東省肇慶市高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。 端渓硯の中でも最もリーゾナブルな価格が魅力です。 茶色がかった石色が特徴で、石質は比較的硬く墨おりも早い硯です。 硯面がギラギラしたものや赤味が強いものは、非常に硬質な石質となることが多い為、注意が必要です。

■麻子坑端渓硯(ましこうたんけいけん) 三大名坑の一つ麻子坑、中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。 色艶が良く、石色は深紫系の色で石紋も美しいので人気です。紋様のバラエティーは老子に次ぎ、磨墨にも優れています。鋒鋩のキメが非常に細かいのが特長です。 鋒鋩があまり強くない為、こまめに硯の手入れしてください。

■坑仔巌端渓硯(こうしがんたんけいけん) 中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。 老坑の南上の山腹に位置していることから、老坑端渓硯に酷似したものが多く見られます。 比較的小さめの硯が多くなりますが、墨おりは非常に良くキメの細かい石質で、眼(ガン)と称する石紋が出る硯もあります。 石色は紅紫色を基調としており、老坑端渓硯に比べて石が乾いている為、石声が金属音に近い音を出します。

■老坑端渓(ろうこうたんけいけん) 中国広東高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。 端渓硯の中でも最上級といわれており、高価なものでは数十万円するものもあり、多くは淡紫色をしています。 墨おりは非常に良く、墨が溶けるようにおりていく感じを受けます。 硯を水で濡らすと様々な紋様が現れるものもあります。 古くから端渓第一といわれていましたが、現在は採掘を中止しており、大型のものは入手困難です。

 
 
 

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