割れ 窓 理論 いじめ
- Rolf Reeves
- Sep 22, 2023
- 16 min read
『生徒指導メールマガジン』 第15号
教育基本法第1条「教育の目的」にあるように、教育が、子ども達の「人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行う」ものであるならば、学校において、子ども達の社会的自立を目指すため、規則の遵守や集団の秩序の維持を学ばせることは、全ての学校・学級において実践される必要があることです。 特に、その具体的な活動として「授業中に私語をしないこと、時間を守ること、TPOをわきまえた服装をすること、挨拶をはじめ相手を尊重すること、学びの場を清めること、いじめをしてはいけないこと、暴力行為を行ってはいけないこと」などの『当たり前にやるべきこと』は、全ての学校の全ての学級において実施される必要があるものです。 世に「割れ窓理論」というものがあります。これは、割れた窓を放置していると、「人の目が及ばない場所である」と受け取られ、小さな犯罪を誘い易く、その小さな犯罪が徐々にエスカレートして大きな犯罪に繋がるという理論です。共同体の暗黙の規則が、「管理されていない」又は「誰も気に留めていない」という合図とも言える行為によって緩められると、歯止めがきかなくなるそうです。 これは、人間の心理のメカニズムの一端を示したものですが、これを応用して、ニューヨーク交通局が駅の落書きを消す事に力を入れた結果、駅での犯罪が激減し、ニューヨーク市警察が軽犯罪の取締りを地道に続けた結果、同市の犯罪発生件数が急激に減少したそうです。 この人間の心理のメカニズムは、生徒を指導することにおいても応用できると思います。 実際、各学校では、こまめにゴミを拾い、清掃を徹底させ、挨拶の励行し、授業の質の改善し、良好な人間関係の構築を図る等、当たり前のような取り組みを、着実に行う事の効果を経験上知っております。特段新しい事は必要ないし、新たな予算も人員配置も必要ないし、明日からでも直ぐできること、そのような一見当たり前の事を地道にしていくことが、一番の生徒指導上の取組だと思います。 もちろん、教職員達は、誰一人として、上記の『当たり前にやるべきことを当たり前にやる』必要性を感じていない者はいないはずです。しかし、学校訪問をしてみると、大部分の学校で頑張って取組を進めている反面、全ての学校の全ての学級において徹底して実施されているとは限らない実態もあります。また、個々の教職員で見れば、大部分の教職員達が毎日、毎日、一生懸命頑張っていることと思いますが、その反面、頭の中では重々承知していても、行動として徹底できていない実状があります。 現在、文部科学省の「新・児童生徒の問題行動対策重点プログラム」を受けて、国立教育政策研究所・生徒指導研究センターが主催して、生徒指導体制の在り方について調査研究を進めておりますが、今回の調査研究においては、そのような頑張っている学校又は教職員達の努力を後押しし、教職員達が『当たり前にやるべきこと』を胸を張って堂々と実施できるようにすることを目指しております。

2 熊本県教育委員会:「生徒指導に関する熊本県の取組について」
1.はじめに
本県教育委員会では、教師一人一人が「認め、ほめ、励まし、伸ばす」という教育行動指標の下、児童生徒一人一人を大切にする熊本型教育の確立を目指し、「健全な心身の育成」と「学力の充実」等に努めてきている。 本年4月には、「くまもと教育の日」を制定するとともに、「くまもとの教職員像」を策定し、教育のより一層の充実を図っている。 生徒指導に関する特徴的な取組としては、就学前教育を生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要なものであるととらえ、平成15年3月に就学前教育振興「肥後っ子かがやきプラン」を策定し、就学前教育の一層の充実・振興を図るとともに、就学前から義務教育への連携を重視しながら、一人一人の子どもに、生きる力の育成を図っているところである。 また、子どもたちの生活基盤として重要である家庭教育の充実を支援するための「愛としつけ―子どもを育むキャンペーン」を展開するとともに、家庭教育充実のための社会的気運の醸成に取り組んでいる。
2.「くまもと教育の日」の制定
3.教職員の資質能力の向上
(1)「くまもとの教職員像」の策定
様々な教育課題を有する学校教育において教育の更なる充実を図るためには、教職員の資質能力の向上、人材育成が重要である。 そのため、本県教育委員会では、平成17年4月、目指すべき教職員の人材育成の基本的な方向を示すものとして、「くまもとの教職員像」を策定した。 教職員像は、以下に示すように、大きく「教職員としての基本的資質」と「教職員としての専門性」の2つに分け、それぞれ3項目ずつの計6項目で構成し、一人一人の教職員が自らの行動をイメージできるように行動目標的に表現しており、日々の教育活動において意識されることを期待しているとともに、研修等で活用している。
<くまもとの教職員像>
-「認め、ほめ、励まし、伸ばす」くまもとの教職員-
教育的愛情と人権感覚
自らの言動が児童生徒の人格形成に大きな影響を与えることを自覚し、豊かな人権感覚を持って、一人一人に温かく、また公平に接する教職員
使命感と向上心
教職員としての使命感と情熱を持ち続け、時代の変化から生じる新しい課題にも積極的に対応するため、常に新しい知識を求め、実践に生かす教職員
組織の一員としての自覚
互いに情報を共有し、協力し合って組織的に課題に対応する教職員
児童生徒理解と豊かな心の育成
児童生徒との信頼関係を培い、一人一人の個性やよさをしっかりと見つめ、自分に対する自信と他者に対する思いやりの心を育む教職員
学習の実践的指導力
基礎・基本を習得させるための徹底した指導と児童生徒が自ら学び自ら考える力を身に付ける学習を着実に展開し、確かな学力を育む教職員
保護者地域住民との連携
保護者・地域住民の大きな期待があることを自覚し、保護者や地域住民と情報を共有し、また、そのニーズの把握に努め、互いの信頼関係の中で課題解決に当たる教職員
(2)教職17年目研修の実施
これまで、初任者研修、教職経験者(6年目及び10年経験者)研修を実施してきたが、新たに本年度から、学校教育における中核教員として期待される時期である教職経験17年目の公立小・中学校等及び県立学校の教諭を対象として、夏季休業中の2日間、論文、面接等を取り入れた参加体験型の実践的な研修を実施した。 この研修においては、「くまもとの教職員像」を踏まえ、中核教員としての自覚を高め、自己の教師像や教育実践哲学を確固たるものにさせるとともに、喫緊の教育課題に適切に対応できる実践的指導力及び資質能力の向上を図った。 研修者は参加体験型の研修を通して、自分の教育実践の在り方を見つめ直し、使命感や中核教員としての自覚を高めるとともに、生徒指導の課題を含め、喫緊の教育課題に対応する指導力の向上を図ることができた。この後、研修者が各学校において積極的に教育課題へ取り組む姿勢が報告されており、資質能力の向上には有効であった。 この研修の概要は次の通りである。
研修内容
1日目:
研修1 論文:教育実践哲学を確認する論文
研修2 演習:教科等の実践的指導力を高めるための演習
研修4 面接:教育実践哲学に対する面接
研修5 演習:中核教員としての自覚を高め、学校の教育課題に対応していくための演習
4.生徒指導の充実のための施策
(1)就学前教育の振興
就学前から豊かな人間性の発達を促すことが重要であるため、本年度は特に、「人権を大切にする心」「職業観・勤労観」「ふるさと感」のはぐくみを3つの重要な視点として取り組んでいる。 「人権を大切にする心」については、豊かな人間性とかかわり、命の大切さ、自分を大切にする心、周りの人を大切にする心など、豊かな人権感覚・人権意識を、就学前からすべての教育・保育活動を通して育てていくようにしている。 「職業観・勤労観」についても、就学前からすべての教育・保育活動を通して望ましい職業観・勤労観をはぐくむことが重要であると考えている。 また、「ふるさと感」については、地域の伝統・文化に親しむ機会を多くつくり、子どもたちが、「熊本で教育を受けてよかった」と思える教育・保育活動づくりを目指している。このように就学前から義務教育にかけての子どもの育ちの連続性を踏まえた取組が生徒指導の充実にもつながるものと確信している。 これらの取組の充実を図るため、本年度は、幼稚園、保育所、小学校連携のモデル地域を昨年度までの3地域から8地域に拡充し、それぞれの地域の特色を生かした取組の充実を図るとともに、その周辺地域への普及を図っている。
(2)学校教育における生徒指導の充実
ア 小中学校生徒指導研修会
イ 肥後っ子・とーたるさぽーと推進事業
心の居場所づくりサポート事業(単県) 不登校生徒が安心して過ごせる心の居場所づくりをするための分教室等の設置をサポート。
体験学習サポート事業(単県) 小中学校における不登校児童生徒を含めた地域での主体的体験活動の促進を通して、不登校児童生徒の学校復帰を図る。
ハートサポート事業
スクールカウンセラー活用事業(国庫補助) スクールカウンセラーを中学校に配置して、教育相談体制を充実させ、いじめや不登校問題への活用を図る。
いじめ・不登校アドバイザー配置事業(単県) すべての教育事務所に、いじめ・不登校アドバイザーを配置し、地域に密着した相談活動や積極的な訪問活動を実施する。
教育相談専門員派遣事業(単県) 学校からの要請に応じ、スクールカウンセラー等の相談員を派遣したり、巡回教育相談を実施したりして、不登校問題の予防と解消を図る。
子どもと親の相談員等配置事業(全額国庫) 子どもと親の相談員を配置し、不登校等や児童虐待への対応を図る。また、生徒指導推進協力員を配置し、生徒指導体制の充実と関係機関との連携強化を図る。
研修充実事業
相談員研修サポート事業(単県) いじめ・不登校アドバイザーや子どもと親の相談員等の相談員の研修により技量向上を図る。
カウンセリングUPサポート事業(単県) 小中学校の校長、教職員の相談技能の研修により、人間関係醸成や予防的カウンセリングの技能向上を図る。
保護者サポート事業(単県) 不登校児童生徒の保護者を対象とし、「語り合う場」を設け、保護者の不安の解消を図る。
ウ 「子どもたちに『豊かな生き方』をはぐくむ」ための教職員向けのリーフレット及び実践事例集の作成
「子どもたちに『豊かな生き方』をはぐくむ」ための12項目の指導事項及び具体例を示した教職員向けのリーフレットとともに、その指導事項に基づいた県内の教育実践を紹介した実践事例集を作成した。 リーフレットは全教職員に、また実践事例集は各学校へそれぞれ配付するとともに、実践事例集の活用による実践等について、生徒指導研修会等で発表する場を設定するなど、各学校における「子どもたちに『豊かな生き方』をはぐくむ」ための取組の充実を図っている。 12項目の指導項目及び実践事例の内容は以下の通りである。
指導事項6:各教科等における「命の尊さ」を体感できる教材の洗い出し及び教材開発を行い、指導方法等の工夫改善に努める。
実践事例1:幼稚園(3~5歳児、全領域) 「幼児の発達段階に応じた『心の体験』から豊かな心をはぐくむ-高齢者の方との交流活動を通して-」
実践事例10:中学校(1年、総合的な学習の時間) 「総合的な学習の時間『ふるさと'旭志'を知ろう』-なかまと地域との出会い・ふれあい-より'命'にふれる『ファームステイ体験』」。
実践事例16:小学校(全学年、特別活動) 「動物とのふれあいを通して」
エ 食育の推進を通した豊かな心の育成
(3)家庭教育の充実
ア 「愛としつけ―子どもを育むキャンペーン」
イ インターネット上のさまざまな有害情報や携帯電話のトラブルから子どもたちを守るためには、学校と家庭とが連携して情報モラル等の教育を推進していく必要がある。そのために、保護者がインターネットや携帯電話の利用に関する危険性について認識し、家庭での教育の手がかりとするための資料を作成し、小・中・高・特殊教育諸学校へ配付した。 指導資料は次の5つで構成している。
子どものインターネット・携帯電話利用に関するトラブル
子どもの発達に及ぼす影響
学校での情報教育、情報モラルに関する教育
家庭での子どもの利用について、利用のルール作り
家庭でのフィルタリングなどの具体的な技術と子ども向けサイトの紹介
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今回は、学童保育の現場でも応用のきく「割れ窓理論」のご紹介です。
割れ窓理論とは
建物の窓が1枚割れている。それを直さずに放置しておくと、割れている状態があたりまえになり、やがては全ての窓が割られてしまう、という考えです。
がってん学童の「おやつ論争」前編【トイレに学童保育のおやつが捨てられていた?】
学童保育の現場での割れ窓理論
このような場合は、子どもに「スリッパを脱いだらそろえて置きましょう」と教えることや、注意をすることも大切ですが、並行して、 散らかっているのを目にしたら、指導員がきれいにそろえておく、という地道な対策が実は有効 なのです。
他のスリッパがきれいに揃えてあったら、自分もきれいに脱がないといけない、という気持ちになりますよね。
いつも本棚の本やマンガはぐちゃぐちゃ。もともとがぐちゃぐちゃだから、読み終わった子も、同じようにぐちゃぐちゃに置いていきます。指導員は口をすっぱく言い続けるけれど改善しない、というような時には・・・。
保育前に指導員が本棚をきれいに整頓しておく、保育中も気が付けば本棚を整理するなど、 整理整頓がされている状態を当たり前にしておくことで、子ども達も「読み終わったら本をきれいに戻そう」という気持ちになります 。
こまのひもがぐちゃぐちゃ、遊び道具の棚がくちゃくちゃなども、それが当たり前になっている状態で、どれだけ子どもに注意をしても、なかなか改善はされません。そのような状態を目にしたら、注意をすることと同時に、指導員が正しく整理された状態に戻しておくということが、有効な対策となります。
学級崩壊の前段階には物への関心が薄れる
小学校で、 学級崩壊がおきる前段階では、子ども達の「物への関心」が薄れると言われています 。次に「人への関心」が薄れ、自分自身やほかのだれかの気持ちが傷つくことが平気になっていってしまう。それはやがて学級崩壊を招くという、一連の流れがあるんです。



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