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円錐 ウキ 自作

  • Writer: Rolf Reeves
    Rolf Reeves
  • Sep 22, 2023
  • 8 min read

GIMER-STICK

釣具にもいろいろありますが、そのなかで最も簡単に作ることができるのはウキではないでしょうか。 ウキは、釣り糸(ライン)にくっついていて水に浮きさえすればよい。かなり乱暴な言い方だけど、私はそんなもんだと思っています。 市販の中通しウキなどはかなり高価なものもあるけど、私のような素人にはそんな高価なウキは必要ない。 私もさかな釣りは好きで、ウキもたくさん持っていますが最近はほとんど買うことがありません。ほとんど自作のウキを使っています。 買ったものはほとんど自作のための研究用です。

なお、このサイトの主旨はあくまで「エポキシ」。 ですから、はなしはエポキシを使った作業が中心になります。 ウキのデザインのこととか浮力調整の方法とか力学理論などについては触れませんのであしからず。

(1)ウキの材料

材料は木材を使います。 材種は何でもかまいませんが、加工するには材質が緻密で均一な木材が適しています。 基本的には、浮力を大きくしたい場合は密度(比重)の小さい木材を、浮力を小さくしたい場合は密度(比重)の大きい木材を使えばよいでしょう。 もちろん内部にオモリを入れて浮力の調整をすることもできます。

ここで作るのは「中通しウキ」あるいは「環付きウキ」と呼ばれるものです。 中通しウキの場合、最初に中心の穴を開けておくのがよい。成形後に中心にきれいに穴をあけるのは結構難しいからです。 環付きウキの場合でも、中通しウキと同様に貫通した穴を開けておく方が旋盤での作業はやりやすいかもしれません。上の穴はあとで塞げばよいだけなので簡単なことです。

(2)ウキの成形

材料を旋盤にセットします。 荒削りから始めてきれいに成形していきます。 刃物での成形が完了したら、最後にサンドペーパーを当てて研磨します。 ここではどういった刃物を使うとか成形の方法については本題から外れるので省略します。

(3)下塗り

エポキシは シルバーチップエポキシ を使っています。 シルバーチップエポキシは扱いやすくコーティングにはおすすめです。ルアーやエギなどにもおすすめです。 私はシルバーチップエポキシで下塗りから最終コーティングまで行っています。

さて、塗る前に準備しておくものがあります。ウキの穴に差し込んで持つための棒です。私の場合は、使い切ったボールペンの芯(プラスチック製)などを使いました。エポキシで接着しにくい材質のものを使いましょう。 まず、穴の内部にエポキシを塗ります。塗るといってもブラシなどで塗るわけにもならないので、細い棒や針金などにエポキシを付けて穴の内部に塗り付けるようにするとよいでしょう。 持ち手となる棒を穴につけます。 ウキ全体にエポキシを塗ります。エポキシの塗布にはグルーブラシを使うと具合がよいです。 染み込みやすい所はエポキシをたくさん吸収します。しばらく時間をおいてから、染み込んでいるところにはさらにエポキシを塗ってやります。必要ならば、十分にエポキシが染み込むまで繰り返して塗ります。 エポキシの塗布がすんだら、写真のように横にして硬化させます。立てた状態ではエポキシが棒を伝って下に流れてきます。全部くっついてしまって大変なことになります。 塗りたてのエポキシは垂れますので、ときどき回転させてやることよいでしょう。できるだけ均等にエポキシが付いている方が望ましいですね。 しばらくするとエポキシはゲル化して垂れなくなってきます。塗り終わったからといって放りっぱなしにせず、しばらくは様子を見続けるようにしましょう。

(4)下塗りの研磨

下塗りのエポキシが完全に硬化したら研磨します。 通常の温度では1-2日でカチカチになるでしょう。 ただし、温度が低いときは硬化が遅くなりますので注意してください。カチカチに硬化していないと研磨くずが粉状にならないのでサンドペーパーがすぐに目詰まりしてしまいます。 急ぐのでなければ1週間くらい置いておくとよいでしょう。完全にカチカチになって研磨しやすくなります。

旋盤があればこの作業は非常に簡単です。写真のように旋盤にセットし、サンドペーパーを当てればよいだけです。 研磨の基本は、「粗い目のものから細かい目のものへ」です。 最初は粗い目のサンドペーパー(たとえば100~120番くらい)で荒研ぎし、次に150~220番、最後に320~400番といったように徐々に細かい番手に変えて研磨します。

(5)色付け

色を付けます。 ウキは遠くからも見えやすいように明るい蛍光色で塗られているのが普通です。 ただ、明るい蛍光色は隠ぺい力が小さいという性質があります。つまり下の色や模様が透けて見えやすいということです。木の上に直接塗ると色そのものがくすんで鮮やかになりません。また、木目が透けて見えてしまうこともあります。鮮やかに発色させるためにまず白で下塗りをします。 塗装でいうところのアンダーコート、サーフェイサーを塗るのと同じです。 下塗りが十分乾いてから色を付けていきます。好みの色で塗装しましょう。 最後に色の境い目に黒い細いラインを入れると見た目もきれいに仕上がります。ラインを入れるときも旋盤があると簡単です。

ここでは塗料は水性塗料を使っています。もちろんすべて同じメーカーのものです。 できれば同じ銘柄の塗料を使う方がリスクが小さくなります。違う系統の塗料(たとえばラッカー系とカシュー系など)は塗り重ねないのが基本です。 塗料の選択は迷うところですが、必ず前もってテストをしてエポキシの上に塗った時や塗料の上にエポキシを塗った時に問題を起こさないことを確認しておきましょう。

(6)最終コーティング

最終コーティングも シルバーチップエポキシ を使います。 このとき使うブラシは毛先の軟らかいホビー用の平筆のようなものが適しています。グルーブラシのような毛の固いブラシは仕上げコーティングのようにやわらかく塗装する場合にはあまり適していません。 たくさん塗りすぎるとたれてきますのでほどほどに加減しましょう。 下塗りのときと同じように横にしておき、エポキシがたれて一方に片寄らないようにときどき回転させます。 一回塗りでもそこそこの厚さのコーティングができますが、さらに強くするには塗り重ねるとよいでしょう。エポキシが指触乾燥状態になったら塗り重ね可能です。

カヌーなどのコーティングは、エポキシの上に保護塗装をすすめています。でもウキやルアーの場合はどうなのか。 私の場合、エポキシ塗りっぱなしがほとんどです。実際、使ってみて変色などほとんど気になりません。日光に当たる時間なんて限られてますからね。 心配な方は、最終コーティングの上に WR-LPU(クリヤー) の上塗りをおすすめします。WR-LPUのエポキシへの保護効果はたいへん優れています。

Hiro Wooden Canoe Shop / Artisans Spirits © 1997-2018.Hironori Nagase

自作円錐浮きの作り方-その4 パイプ・SICリング入れ

OLFA アートナイフプロ157B 、塩ビパイプ(外径Φ3、内径Φ1.6)、爪楊枝、SICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)、3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明 今回たまたま家に有ったのでプレミアムゴールドスーパー多用途ホワイトを使用していますが、新たに購入するなら透明タイプの3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明の方が良いと思います。 SICリングはロットロットさんで購入したキザクラのSICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)です。 外径Φ3の購入も考えたのですが、使用する塩ビパイプの内径がΦ1.6なので、内径に段差が出来てしまうと道糸を通す時引っかかってしまうのでキザクラのSICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)を購入しました。

塩ビパイプの挿入

塩ビパイプをカットする

塩ビパイプの長さが決まったら、ずれないようにOLFA アートナイフプロ157B などを使って塩ビパイプをカットします。 浮きに刃物を当てたままカットすると、せっかくきれいに仕上げた浮きに傷が付いてしまう場合があるので、ある程度塩ビパイプにOLFA アートナイフプロ157B で傷を付けて目印を作ったら、塩ビパイプを浮きから抜いてカットします。

塩ビパイプの接着

SICリングの挿入

接着剤を付けたSICリングを、画像のように浮きに挿入し、余分にはみ出た接着剤はふき取ってやります。 反対側も同じように取り付け、接着剤が完全に硬化したら、接着剤の白くなった部分を着色すれば完成です。 今回はスコッチ 超強力接着剤 ホワイト プレミアゴールド スーパー多用途を使用していますが、新たに購入するなら透明タイプの3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明を使えば硬化後は透明になるので着色する必要は無いかも? ちなみにこの接着剤は、完全硬化に2~3日かかります。

自作円錐浮きの完成

他にも色々と作り方は有ると思いますが、今回使用している塗料や材料はかなり良いと思います。 SICリングの接着も、3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明は硬化後もゴムのような弾力が有り、瞬間接着剤で接着するよりも強度に優れている気がします。 まぁ、その辺りはお好みで♪ 自分で作った浮きで大物を釣るのもかなりオモシロいですよ! 自己満足にしか過ぎませんが、釣りってそう言う遊びだよね?(笑)

エアブラシでの塗装工程から仕上げまでをビデオで撮ってみました。 パイプを入れる工程は一番最後に収録しましたのでご参考まで。 (ビデオではSICリングは入れていません)

 
 
 

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