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マテバシイ 食べ 方

  • Writer: Rolf Reeves
    Rolf Reeves
  • Sep 22, 2023
  • 5 min read

樹木と遊ぼう-その6-

「どんぐりの風味を残しつつ美味しく食べるにはどうすればいいのか?」 よく知られている方法に、茹でこぼして水にさらして灰汁を抜き、粉状にしたものを団子などにする、というものがあります。 だけど、この方法は手間も時間もかかる上、大量のどんぐりを必要としていてハードルが高い! そこで、近所の公園でちょっと拾ってきた時に、手軽に楽しめる方法を探るべく、シンプルな加熱方法で食べ方比べをしてみました。 (2010.11.11実施)

・スダジイ(下のこげ茶色っぽい実) ・マテバシイ(右の黄色っぽいおおぶりな実) ・コナラ(左の茶色っぽい中型の実) ・カヤ(上の果肉がついている実。どんぐりではない?特別参加)

どんぐり別加熱方法の違いによる美味しさ比較 焼き 煎り 茹で スダジイ ×おいしくない ◎おいしい △どちらでもない マテバシイ ×おいしくない ◎おいしい △どちらでもない コナラ △どちらでもない ○まあおいしい(注) ×おいしくない(注) カヤ ◎おいしい △どちらでもない ×おいしくない

焼き×…水分が抜けた感じで固めの食感。味も薄い。 煎り◎…ほど良い水分で、モチっとするようなヌガっとするような食感。味も濃い 茹で△…やわらかい食感。味が薄い。

焼き×…水分が抜けた感じで固めの食感。味も薄い。 煎り◎…ほど良い水分で、モチっとするような食感。味も濃い 茹で△…やわらかい食感。味が薄い。

焼き△…固めだがモチっとする食感。少しエグい味。 煎り○or×…ほど良い水分で、モチっとするような食感。エグい味。 茹で×or○…やわらかい食感。味が薄い。

焼き◎…サックリした食感。美味しい!後味はココナッツ。 煎り○…サックリした食感。美味しいが味は薄め。 茹で×…やわらかい食感。味が薄い。

もともと美味しく、油分の多いカヤはともかく、こうして食べ比べてみると、茹でるのが圧倒的に無難であることが分かりました。 でも、エグ味を含めた風味を味わうには、殻つきのまま煎るのがよさそうです。しかし、水分が抜けるとガチガチに固くなり、味以前に噛めなくなります。 いい気になって、乾煎りしたものをアーモンドタルトにトッピングしましたが、カヤ以外はガチガチになり噛めなくなり、見事に失敗しました。 またチャレンジしてみます! 以下に参考のオススメ本をご紹介。

マテバシイでドングリ餅(ドングリ豆腐)を作ったらやっぱり汎用性高そう:野食のススメ番外編

今回はこの記事のスピンオフです↓ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 星海社Webサイト 「ジセダイ」 で 「野食のススメ 東京自給自足生活」 を連載しています!! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 大気汚染や強い潮風に対して耐性がある マテバシイ は、都心各地の公園や海岸の街路樹として用いられており、その気になればいくらでも拾うことができる。 先日の取材でその利用性の高さを実感しており、今後のなにかに役立つかも……と思うとつい手が伸びてしまった。

かつてドングリとは餅や豆腐にするものだった?

縄文時代最も栄えていた集落のひとつと考えられている、青森県・三内丸山遺跡。 ここでは主食の1つとしてドングリが食べられていたといい、アク抜きや煮炊きのための土器が出土している。 もっともドングリ食は三内丸山の専売特許ではなく、全国各地で行われていたと考えられている。

これらドングリ食文化の中で一番ポピュラーなものの1つが、アク抜きをして粉末状にしたドングリを加熱・加水しながら練り、冷やして固めたものである。 カシ豆腐やドングリ餅と呼ばれるこの料理は、くず餅(川崎大師で売られているような)と同様にデンプンをアルファ化させて固める料理の類であり、豆腐と呼ばれているものも、餅と呼ばれているものも、根本的には同じものだ。 韓国でもトトリムクと呼ばれる同様の食材があり、最近では健康食品として見直されてきているのだという。 これらのものを作る際は、それぞれの産地で採れるドングリが利用されているが、コナラやクヌギのような渋(含有タンニン量)の多いもので作る際には、荒砕きにしたものを何日か流水に晒したり、もしくは灰汁と一緒に煮たりして渋を抜く必要がありとても面倒だ。 トチの実などのアク抜きにトライされたことのある方ならわかってくれると思うが、都心部においてこういった堅果のアク抜きをするのは非常に難しく、かなりの確率で失敗してしまう。(無尽蔵に使える流水もなければ、天然の灰汁も手に入らないので) このため、現代の日本ではドングリ豆腐や、そもそもドングリそのものが食用にされていない。 しかし、そもそも灰汁が少ないドングリで作れば、アク抜きの手間が省け、失敗することもないんではなかろうか。 たとえばそう、マテバシイとか。

マテバシイでドングリ餅(あるいはドングリ豆腐、トトリムク)を作ってみた

これを砕いていくのだが、その前にちょっと味見。 ……(・益・;)若干渋い。 スダジイやクリは生でも食べられるくらい渋が少ないが、マテバシイレベルだとさすがに多少の渋はあるようだ。 これは炒めたりすることでなくなってしまう程度のものだが、一応念を入れて渋抜きをしておく。

味:★★★☆☆ 価格:★★★☆☆ フードプロセッサーレベルの粒サイズでも、滑らかさこそないものの十分に固まってくれた。 これなら炒め物や汁物に入れても、固形を保ってくれるかな……?

 
 
 

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