カブトムシ 前 蛹
- Rolf Reeves
- Oct 30, 2023
- 2 min read
カブトムシ 前 蛹
「飼育して、ネットとかで調べていると 「前蛹」 という言葉が出て来ます。 「前蛹」 とは 「蛹」 とは違うのですか?蛹の前の部分かと思っていたのですが?」

「前蛹」も言葉だけで見れば、「蛹」という文字がついていますので、初めての方には「蛹の前の部分」と文字通り受け止められていてもおかしくはありませんね。
でも、本当は「前蛹」とは、 「蛹」の前段階のステージの状態 を言います。
言葉だけではちょっとピンと来ないかもしれないので、実際に「前蛹」の幼虫をご紹介してみたいと思います。
上記画像が 前蛹状態の幼虫 になります。 ※この虫の種類はヘラクレスオオカブトムシです。
よーく見てみると、 身体全体がシワシワになり、そして、頭部とアゴと手足が固まっています
身体(胴体部分やお尻)だけはまだクネクネと動かすことも出来ますが、手もアゴも動かないので、噛む事も移動することも出来ません。この状態の幼虫を 「前蛹」 と言います。
手足が固まると、まるで 「バンザイ」 をしているような恰好になります。
卵 ↓ 幼虫(動き噛める状態) ↓ 前蛹(ほとんど動けず手足、アゴも固まる状態) ↓ 蛹(サナギ) ↓
羽化 ※参考例:ヘラクレス・ヘラクレス
という流れで成長していきます。このちょうど真ん中の 蛹になる前の状態が前蛹 ということになります。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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