イワガニ イソガニ 違い
- Rolf Reeves
- Sep 22, 2023
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イソガニとヒライソガニの違いについて
また、住める環境も違います。 イソガニは綺麗な水のある磯で生活しています。 これは、イソガニを知っているという方の中では有名ですね。 しかし、ヒライソガニは内湾等のあまり水の綺麗ではない、水質汚染の進んでしまっている海岸でも生活をする事ができます。 イソガニもヒライソガニも北海道~九州まで広く分布しているのは変わらないのですが、住める環境はかなり違いますね。 この部分はなかなか大きな違いではないかと思います。

そして、捕まえやすさにも違いが見られます。 イソガニの場合は、とても素早いのが基本です。 それに、捕まえられるかな?と思っても、すぐに隠れてしまうのです。 捕まえるのはなかなか困難であると言えるでしょう。
しかし、ヒライソガニはそれほど素早くはありません。 イソガニよりは簡単に捕まえる事が可能です。 コツは、甲を押し付ける形で掴む事。
とはいえ、イソガニもヒライソガニも捕まえる時に指を挟まれないようにしてください。 ぱっと見ただけで「あ、このハサミに挟まれたら痛いだろうな」と分かるようなハサミを持っていますよね。 トングで捕まえるなどの工夫が必要です。 やはり怪我をしてしまうと大変ですから。
もちろん、同じ部分もたくさんあります。 例えば飼育方法。 水槽の中に砂利を敷いてあげるだとか、カニの隠れる場所を作ってあげる事もとても大切です。 それから海水も必要不可欠ですね。 海水は誰でも用意できるものではないのですが、人工海水はペットショップなどで入手可能です。 作り方も簡単なので安心ですよ。
まとめ
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イワガニ イソガニ 違い
ということで今回は、磯の岩場にワラワラいる「イワガニ(Pachygrapsus crassipes)」をご紹介。海水浴に行く様なビーチでも端っこに岩場があればワラワラと蠢いているので、皆様も一度ぐらいは目にしたことがあると思います。 でも、それって本当にイワガニでしたか?
岩礁の磯に棲むカニは種類が多く、また潮上帯付近をウロウロするものには他にイソガニ(Hemigrapsus sanguineus)やカクベンケイガニ(Parasesarma pictum)がいますが、イワガニはその特徴的な甲のシワによって(近づけさえすれば)簡単に見分けが付くと思います。
また、干潮時の岩場にできる様なタイドプールにイワガニが入ることも、脱皮の際を除けば稀で、水面下の岩陰にいるのはイソガニやケフサイソガニ(Hemigrapsus penicillatus)(またはタカノケフサイソガニ(Hemigrapsus takanoi))、ヒライソガニ(Gaetice depressus)の場合が多いです。
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イワガニは外来種? 在来種?
筆者の私見ですが、我国で記録がなかったのは、そこらの磯にウジャウジャいるカニの上、水産価値が低く、またサワガニ(Geothelphusa dehaani)やクロベンケイガニ(Chiromantes dehaani)の様に稲作文化との接点もないため、昔の日本人は'岩場にいるイワガニ'を、敢えて独立した種として認識する必要もなかったのではないかと思います。要するに「岩場にワラワラいるカニ」を一纏めにイワガニと呼び習わしていたのではないでしょうか。



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