アディオス シューズ
- Rolf Reeves
- Oct 30, 2023
- 4 min read
多くのカーボンシューズを長期間履き比べながら考えたこと
このカーボンプレートは、 ① フルレングスかつ厚みのある柔らかい高反発フォーム(Pebax)に対しておもにレースペースでの激しい足の動きや捻れ(エリートレベルの大半の選手は足の外側から接地して内側に入る=激しい回外→回内の連続)に対して足を安定させる役割を担い、 ② 縦方向(ランニングの進行方向)への曲げ剛性が高く(曲げようとすると硬く)中足骨や足関節の剛性を高め(硬く振る舞い)バネのように押し出す性質を生み出す。本来人間が持つ機能性を代替もしくは向上させ、少ない力で推進力を生み出しランニングエコノミーを向上させる(とされている)。

ヴェイパーフライ4%を最初に履いた時の感想は、 ① とても軽い(軽量性) ② とても弾む(反発性) ③ 少ない力で前に進む(推進力)
次に、アルファフライを履いた時の感想はというと、 ① 従来からして有り得ないぐらい弾む(反則級のエアポッド) ② 40mm弱のミッドソールの見た目が凄い(話題性) ③ ナイキのマーケティング・ブランディングが秀逸(マーケ力)
反発性と推進力の感じ方の違い
シューズ内の硬いカーボンプレートは、走行時につま先が持ち上げる(背屈する)ことを防ぎ、エネルギーの無駄なロスを防ぐ。ただ1つ問題なのは、ランナーの走り方や体型などはそれぞれ違うということ。運動学者のDarren StefanyshynとCiro Fuscoは、体重、身長、体力によって、自己ベストを出すために必要なシューズ(と足の)剛性は異なるという研究結果を発表している。なかには、カーボンプレートのシステムが全く好影響をもたらさないランナーもいた(=カーボンシューズのRE向上に個人差がある)。ハーバード大学のダニエル・E・リーバーマン教授らは、従来の(薄底軽量)ランニングシューズでつま先が果たしていたバネ機能が足に高い負担をもたらすものであり、ケガのリスクを高めるかを分析した結果「つま先のバネはケガのリスクを高め疲れやすい。この効果は、スニーカーを履いている人なら毎日でも観察することができる。ランナーの足は次第につま先の関節(MTP関節=母趾中足趾節関節)が回転できなくなるため、足が1本の硬いレバーとして働き、ふくらはぎといったスネの筋肉に不自然なほどの力が加わり、足を力学的に望ましいまっすぐ前を向いた状態に保つことができなくなる(従来の薄底シューズはふくらはぎへの負担大)。カーボンシューズの役割は過度のトルク(固定されている回転軸を中心として生み出される力)の発生を避け、足をレバーとして作用させる機能を長さ(幅)を短くし、ランナーは走行中につま先立ちの状態(足の剛性が高い状態)を強いられることで、膝関節や股関節の代償となり、それらの箇所の痛みやケガに繋がることが多い。
adidas史上最軽量『ADIZERO ADIOS PRO EVO 1』が国内10月9日に発売 [IH5564]
アディダスが誇るテクノロジーを惜しむことなく投入した「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」は、片足138グラムというアディダス史上最軽量*を実現した、マラソンの未来を切り拓く新時代の一足。世界中のレースで記録更新を支え続けるレーシングモデル「ADIZERO ADIOS PRO 3」搭載技術をベースとしながら、約40%の軽量化に成功。また前足部には、ランニング効率をさらに向上させるため、度重なるラボテストを経て開発された新たなロッカー構造を採用。進化したLIGHTSTRIKE PROフォームや、新たなアウトソールテクノロジーといった素材革新も加わり、今まで以上のエネルギーリターンを可能にする新時代のレーシングモデルが誕生した。
「ADIZERO ADIOS PRO EVO 1」は、開発プロセス全体を通じて集約された、世界のエリートアスリートたちのインサイトを反映して設計された。2021年に東京で開催された世界大会覇者であり、メジャーマラソン優勝経験を2度持つペレス・ジェプチルチル選手や、同じくメジャーマラソン2度優勝のベンソン・キプルト選手、昨年のベルリンマラソン覇者ティギスト・アセファ選手といったトップアスリートが、ケニアでのキャンプ内トレーニングや試走、ドイツ・アディダス本社でのラボテストに参加、インサイトを提供。そして今秋、世界第一線で活躍するアディダスアスリートがこのモデルを着用し、世界的レースで更なる「速さ」へと挑んでいく。
テクノロジーとしては、厚底のミッドソールドロップは 6.0 mm(ヒール:39.0 mm / 前足部:33.0 mm)、シューズレングス(長さ)の 60% を占める、アディゼロ初となる前足部ロッカーを備えた改良新型ジオメトリを採用。このイノベーションは、推進力に勢いをもたらし、ランニングエコノミー(効率性)を向上させることがラボで検証されている。
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アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK・渋谷・原宿
アディダス ブランドコアストア:各店(※アディダス ブランドコアストア 軽井沢を除く)
ADIZERO ADIOS PRO EVO 1
カラー: White / Black / Crystal White



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